サラリーマンの優先度のつけ方
今回は私が実践している優先度の付け方を紹介します。
要点
- 重要度と緊急度のマトリクス
- 一番大事なのは投資の領域
- 仕事とプライベートは分けない
重要度と緊急度のマトリクス
あまりにも有名な重要度と緊急度のマトリクスです。
誰でも一度は見た事があるのではないでしょうか?
このマトリクスの4つの領域を私なりに表現すると下記のようになります。
そしてそれぞれの4つの領域は下記の通りです。
- 投資(重要で緊急でない)
ここに時間を割く事が大事。
重要なことに早めに対応すると効率的に進める事ができたり、将来的に利益が大きくなったりする。 - 炎上(重要で緊急)
ここに入ると基本的にやらざるをえない。
炎上領域に入ると効率的な施策等もうてずにほぼマンパワーで解決することになる。 - 無駄(重要でなく緊急でもない)
やる意味はほぼない。 - 適当(重要でないが緊急)
とりあえず片づけないといけない。
投資に時間を割きたいのに、こいつが足枷になったりする。
大事なのは投資の領域
一番大事なのは「投資」の領域です。
投資に時間を使うように意識します。
投資を大事にする理由は、主に3点です。
- 炎上を増やさない
- 準備をしっかりできる
- 将来に価値が大きくなる
炎上を増やさない
まず、「投資」領域は放っておくといずれ炎上に移っていきます。
炎上に移ってしまうと、時間も無いので打てる手段は少なく、マンパワーでやる事になります。そして疲弊していってしまいます。
準備をしっかりできる
炎上にいかない時に対応する事で準備をしっかりできます。
情報収集、スキルアップ、人を集める、等です。
意外と物事は、準備ができていればすんなり片付いてしまいます。
知っている事は簡単に片付くというのは誰でも分かると思います。
その状態を作れるのです。
将来に価値が大きくなる
早めに物事に取組むと将来価値が大きくなる可能性があります。
今後必要となりそうなスキル等を身につける事で己の価値を上げていけるのです。
例えば、ITの世界だと、流行る前にプログラミング言語等を習得しておくと流行った時に人手不足になるので、単価がUPしたりします。
仕事とプライベートを分けない
重要度と緊急度のマトリクスで己のやるべきことを分ける場合、仕事とプライベートを分けない方が良いと思います。
私は基本的に分けないです。
分けない方針でいくと、新しいプロジェクトが始まった時や、転職した直後など残業時間が増えます。
仕事を進めていくための調査や勉強等、準備に時間を使いたいからです。
最初は残業時間が高くなりますが、後々減っていきます。
私と逆のことをしている人は大体、あとあと残業時間が増えていきます。
そして自転車操業になっていきます。
トータルだと私の方が残業時間が少ないです。
投資に時間を使うサイクルがさらに回ると、残業時間が減るどころか、就業時間中の時間も余ってきます。
その時は就業時間中にプライベートの事に処理したりします。
一日が有意義になっていきます。
『投資』に時間を使うと、自分の時間が増えていくのでぜひ実践してください。
参考書籍